鼻の空気の通りで「緊張しているか」が分かる!

まずは、片方ずつ指で鼻を押さえて、右と左、どちらの鼻が呼吸しやすいか確認してみてください。
実は「緊張がほぐれている」のは、左の鼻の穴の通りがいい人。

鼻呼吸は自律神経とつながっています。
右の鼻の穴の通りがいい⇒交感神経と左脳が優位で心身がアクティブ・緊張気味な状態
左の穴の方が通りがいい⇒副交感神経と右脳が優位で心身がリラックスしている状態
緊張しているときは左の鼻の穴からの呼吸を多めにするとリラックス状態に自分で持っていくことが可能なので、緊張しているときは、右の鼻を押さえて左で呼吸するといいそうです。
基本の【4・4・8呼吸法】

パフォーマンス向上や免疫力アップにつながる根来式呼吸法。
まずは、いつでもどこでもできる基本の【4・4・8呼吸法】をご紹介します。
【4・4・8呼吸法】
〔1〕楽な姿勢でイスに座り、鼻から息を吐ききる
〔2〕お腹を膨らませながら「4秒」かけて鼻から息を吸う
〔3〕「4秒間」息を止める
〔4〕お腹をへこませながら「8秒」かけて鼻から息を吐く
※〔2〕~〔4〕を繰り返す
※無理のない範囲で実施してください
ハーバード大学医学部 根来秀行客員教授:
時間がかかったとしても、5分経てば確実に副交感神経が優位になります。
横隔膜を、吐くときにゆっくりゆるめることがポイントです。横隔膜には自律神経が張り巡らされているので、ゆっくり張ってゆるませると、副交感神経優位に移っていきます。
恵俊彰:
寝る前にやるのがいいんですか?
根来秀行客員教授:
寝る前はとてもいいですね。
1回16秒なのですぐにできますので、日中もぜひやっていただければと思います。
受験生などは1時間に1回ぐらい、交感神経の暴走を防ぐためにおこなうといいです。