皆さんに幸せを届けることができました!

―午後10時前ー
「かせだうり」が終わりを迎えるころ、値切り交渉で大量に酒を浴びた「福の神」はふらふら。

本来福の神は話すことはできませんが、酔いが回ってしまい、うっかりな場面も・・・

(住民)
「こんだけ払うからおつりはいらない!1億円!!」
(福の神)
「ほっほっほんとの金ですか?!」

今年も多くの笑いと福に包まれた「かせだうり」。
起源はどうであれ、地域の絆を生む大切な行事としてこれからも受け継がれていく。

公民館に戻ってきた「福の神」たち・・・

(渕 雅顕記者)
「お疲れ様です。どうでしたか?」
(「福の神」を務めた地元住民)
「皆さんに幸せを届けることができました!もう舌がまめらない・・・(渕 雅顕記者を抱き寄せながら)・・・森さん!」
(渕 雅顕記者)
「フチです…」

民俗学が専門の永松客員教授によりますと、こうした小正月に祝う行事は、国内に限らず東アジア全体に存在し、そのルーツにたどり着くことは難しそうです。

※MRTテレビ「Check!」1月21日(火)放送分から