入院している子どもの付き添いのために台湾からきている親も…
ミール・プログラムが実施されている「ドナルド・マクドナルド・ハウス せたがや」という施設は、子どもの治療や入院に付き添うために遠方から来ている家族が、一人1日1000円で滞在できる施設です。
せたがやハウスに実際に滞在している家族にこのような食事の支援を受けられることについて聴きました。
「せたがやハウス」滞在者
「実家は北海道で、今は台湾で生活しているので、東京にちょっと身寄りがいなくって・・・。
せたがやハウスだと病院の施設の中に滞在施設があるということで、病院からもすすめられてここに決めました。
急に難病の子どもをもつとなったときにすごくショックで、しかも1人で看病しなきゃいけないということですごく不安はあったんですけれど、食事を提供してくれる『ミール・プログラム』はそういったところに寄り添ってくれて、1人じゃないんだなって思えることを食を通じて感じています」
この滞在者の娘は、発達の遅れや難聴などの症状が出る「ムコ多糖症」という難病で入院しています。
せたがやハウスはこのような希少難病の子どもなどを受け入れている「国立成育医療研究センター」に隣接していて、そこに子どもが入院している家族が付き添いのために遠方から来ているケースが多くあります。
話を聴いたこの滞在者は朝10時から面会時間ギリギリの夜9時まで付き添いをしていて日々クタクタになって帰宅するため、「ミール・プログラムはとてもありがたい」と話していました。














