入院環境をより良くしてもらうことも子どもの権利
最後に、このような活動を続けている光原さんに今後の活動への思いを聴きました。
「認定NPO法人 キープ・ママ・スマイリング」の理事長、光原ゆきさん
「自分がつらいとき、入院しているときに大切な人に付き添ってもらうっていうのは、『子どもの権利なのだ』なのだ、というのが私達の活動の核となる考え方です。
だから付き添っている親御さんにより良い環境を作ることも含めて、その子の入院・療養環境を良くしていくということ。その良い環境を作ってもらうことが子どもの権利なんですよね。なので、そこの権利を大事に私達は伝えていきたいなと思っています」

キープ・ママ・スマイリングでは、今回のような食支援活動以外にもお弁当を各地の病院に届ける活動や日用品などを詰め込んだ「付き添い生活応援パック」というものを全国の病棟に届ける活動もしています。
今回の食支援活動をはじめ、このような活動は寄付金によって運用されており、銀行振り込みやふるさと納税などで活動を応援することできます。
(TBSラジオ「人権TODAY」担当:恒藤泰輝)