イチゴ農家の栽培技術の向上を目指します。各農家が持ち寄ったイチゴを審査する共進会が岡山市役所で開かれました。

共進会には、西大寺や一宮地区など市内18の農家から岡山県産のブランドイチゴ「晴苺(はれいちご)」など9品種32点のイチゴが出品されました。共進会は栽培技術や品質向上などを目的に毎年行われているもので、JA岡山によりますと今年のいちごは、昨年夏の猛暑が原因で花が咲くのが遅れた分、株が大きく成長したため大玉に育ち、甘みが強いということです。
審査では県の職員や市場関係者らが色や形などの項目をチェックしていきました。
(JA岡山いちご部会 岡明弘部会長)
「見た目もきれいで甘みも乗っているので、味的には例年以上のものがとれているかなと。皆さんにぜひ味わってもらいたい」
市場関係者によりますと、昨年末は出荷量が少なかった影響で平均1パック1000円以上でしたが、年が明けてから出荷量も増えたため、価格は徐々に下がり、来月以降は1パック500~600円程度に落ち着きそうだということです。