メジャーでもストライクゾーンで勝負する出来るピッチャー
Q.決め球のスプリットは…
五十嵐:
スプリットはもう絶対使えると思います。これが使えないってなると、ちょっと時間かかりますよね。だからまずはでもまっすぐ。佐々木投手がいきなりまっすぐちょっと怖いなってなって変化球に頼りすぎるのは避けた方がいいと思います。ある程度まっすぐで押せるボールがあるっていう事と、あとはフォークボールで空振りが取れる。なかなか取りにくいってなるとスライダーをどう生かすかっていうこの組み合わせが非常に大事になってきますよね。
後は、元々、佐々木投手ってストライクゾーンで勝負出来るピッチャーなんすよ。これはすごく彼の強み。なので日本と同じような感じでやっぱストライクゾーンでどんどん勝負していくようなピッチングをしてもらいたいなと思います。なんかちょっと打たれるのが怖いとか警戒心が強くなりすぎるとやっぱり両コーナーに投げたくなってしまうので、そうなるとボールが先行しがち、常にそういうピッチングしてるバッターはなかなかいい所、振ってくれないので、ある程度ゾーンで勝負していけるっていうピッチングからどうするかっていうような考え方をしてる方がやっぱ成功すると思います。ピッチングスタイルを変えないというか、変えないまずはもうでもゾーンで勝負することですよね。山本投手も打たれようが何しようがやっぱゾーンにどんどん投げ込んだんですよ。で打たれるんですけども次どうしようかっていう段階になっていくので、まず勝負しに行かなければいけない。最初から際どい所で、様子見とかってなってくるとなかなかメジャーでやって行くのは難しいので、その辺は多分球団がゾーンで勝負しましょう。その上でどういった配球にしましょうっていうのは話しながら進めていくんじゃないのかなと思います。
Q.やっぱり、強気なピッチングも大事になる
五十嵐:
強気というか、それが多分良い結果に繋がるんですよ。強気という何かメンタリティのようにも見えるけれども、実際そうじゃない。やっぱゾーンで勝負していかなければいけないし、ストライクゾーンで勝負することによってピッチャー有利なカウントで勝負展開していく事が出来るのでそういった展開をどんどんどんどん作っていかなければいけないですよね。