【保存のコツ】キャベツは「芯」にんじんは「ヘタ」を切るべし
最後に、せっかく買った野菜をダメにしない“保存の裏ワザ”を紹介します。野菜の保存を考える上で大事なポイントは「成長点」。成長点とは細胞分裂がさかんに行われる部分で、この部分を切ると野菜の成長が止まり、鮮度を保つことができます。
成長点の位置は野菜によって異なり、キャベツの場合は「芯」の部分です。芯を切らずに放っておくと栄養や水分が芯に集まり、葉(食べる部分)から栄養や水分がどんどん抜けて傷みやすくなります。「1玉買って、芯をくり抜くのは大変…」という人は、『芯をフォークで刺す』と長持ちします。その後は、ラップや新聞紙で包んで乾燥を防ぐのがオススメです。
一方、にんじんの成長点は「ヘタ」です。放っておくと、この部分に栄養が取られてしまうため、黒ずんでしまう“先の部分”と一緒に切り落としてください。その後、ラップに包んで野菜室に保存すれば約1か月保存できます。
安いときに多めに買ってうまく保存し、野菜の高騰を乗り切りましょう。