最高額は現在の10倍に!?
京都市は「宿泊税」について、来年3月の引き上げを目指しています。現在は、1人あたりの宿泊料金に応じて200円・500円・1000円の3段階で設定されていますが、新たな案は200円・400円・1000円・4000円・1万円の5段階に区分されます。
宿泊料金が10万円以上の場合の宿泊税は、1000円→1万円と現在の10倍の金額となります。
「1万円は高いのでは?」と思うかもしれませんが、10万円以上の宿泊料金を支払うのは全宿泊者の0.43%ほどで、そのうち約6割は外国人客だそうです。
宿泊税の引き上げで宿泊客が減少するのではと思われますが、専門家によると海外で宿泊税の導入により宿泊客が減ったという事例はあまりないとのこと。宿泊税を引き上げることでオーバーツーリズムの対策費用にあてていきたいというのが京都市の考えです。