元自衛官と元新聞記者 それぞれが政治家を志したきっかけは?

ともに県議会議員を10年以上務めるなど、政治家としてのキャリアは豊富な2人。政治家を志したきっかけを聞きました。

▼花城大輔氏(自民・公明 推薦)
「私がまだ30代のころに、就学支援に取り組んだことがありまして、そのころから政治に興味を持つようになりましたね。特に、子どもの貧困という言葉が世の中に出回ってからは、就学金の支援なんかは、これは絶対政治家がやるべきだと思って、イメージして政治のことを見ていました」

北谷高校を卒業後、陸上自衛隊に入隊した花城さん。4年間自衛官を務めた後、家業である化粧品の卸などを手掛ける会社の取締役を経て、2014年、県議に初当選しました。

日本青年会議所沖縄地区の担当常任理事を務めていた花城氏(2011年)

▼花城大輔氏(自民・公明 推薦)
「(自衛官時代)集団生活の中でですね、本当に人を大切にする人が多くいました。後輩を大切にする、同期を大切にする、あの経験は今に生きていると思います」

一方の仲村さんは、琉球大学を卒業後、琉球新報社に入社。95年に起きた少女暴行事件に関する取材や、地元・沖縄市や北谷町を担当した経験が政治を志すきっかけとなりました。

▼仲村未央(52)(立憲・共産・社民・社大 推薦)
「見慣れた風景の米兵の姿だったり、街の喧騒であったり、いろんな事件事故や、街に流れる音楽も含めて、親しんできたつもりであったんですけど、今まで、あたりまえのように過ごしてきたこの環境というのが、実は当たり前ではなかったんだということを、(95年の少女暴行事件は)強く、衝撃をもって受け止めざるを得なかった事件だったんです。この街を(記者として)改めてみた時に、私自身がその故郷としているここをベースにですね、主体的に沖縄の様々な課題の解決に向かっていきたいなと」

新聞記者時代の仲村氏(提供 選挙事務所)