TBSテレビお昼の情報番組「ひるおび」でおなじみの気象予報士・森朗さんと、過去の天気から最新の天気予報まで天気に関するありとあらゆる情報をお届けする「お天気タイムマシン」。今回のテーマは「成人の日の天気」です。みなさんの成人式の日は晴れていましたか?それとも雪でしたか?(アーカイブマネジメント部 萩原喬子)
149年前の1月13日の東京は想像を絶する寒さだった…
今年(2025年)の成人の日は1月13日。今から149年前の1月13日、東京ではとんでもないことが起こっていました。1876年(明治9年)の1月13日、なんとその日の東京の最低気温が「マイナス9℃」だったのです。149年経った今でも破られていない記録です。
この時期の東京の天気の特徴は?
気象予報士 森朗氏:
成人の日の辺りは1年で一番寒い時期。一番寒いということは西高東低の冬型の気圧配置になりやすく、カラカラの晴天になります。なので寒くて晴れているというのが特徴です。ただ必ず晴れるというわけではないので、何かが降る時もあります。一番寒い時期なので雨より雪が降ることが多くなります。
晴れ?それとも?過去50年のデータで東京の天気を見てみると…
日本海側は大雪のこの時期、東京はどんな天気だったのでしょうか?1975年(昭和50年)から2024年(令和6年)の過去50年分、東京の「成人の日」の天気を調べてみました。すると晴れが一番多く全体の64%の32日、くもりが全体の20%の10日、雨が全体の4%の2日、雪が全体の12%の6日という結果になりました。














