成人の日のルーツは埼玉・蕨町にあり
そもそも成人式の始まりは1946年(昭和21年)、埼玉県蕨町(わらびまち/現・蕨市)で行われた「第1回青年祭」がルーツだそうです。この当時、国全体が敗戦による虚脱感で明日への希望が見出せずにいた中、次代を担う若者たちを勇気づけ励まそうと「青年祭」が企画されたということです。その後1948年(昭和23年)には国や県からもこの青年祭に関心が寄せられ、1月15日が「成人の日」となり、全国へ広がりました。TBSのアーカイブに残されている一番古い映像は1954年(昭和29年)の埼玉県の羽生町(羽生市)の映像。この当時は着物姿の人がいませんでした。
 
その10年後、1964年(昭和39年)の映像には振り袖姿の女性たちが映っていました。
 
現在の1月の第二月曜日が「成人の日」になったのは2000年(平成12年)のこと。2022年(令和4年)には成人年齢が18歳に引き下げられましたが、多くの自治体が従来通り20歳を対象に「二十歳のつどい」「二十歳を祝う会」などに名前を変えて開催しています。
 
2025年(令和7年)の成人式の天気はどうなる?
気象予報士 森朗氏:
日曜日(2025年1月12日)の夜遅くに雪になるかもしれないんですが、降る時間は短いです。ただし夜降るので意外と積もったり、翌日、月曜日の朝、凍結などに注意が必要です。
 
 
   
  













