宮崎市にある家畜市場で、県内で今年最初となる子牛の競りが行われました。
平均取引価格は、去年の初競りより上昇しました。
(長友幸生記者)
「子牛の価格低迷が続いている中、今年も初競りがスタートします、価格はどうなるのでしょうか」
JA宮崎中央家畜市場では、まず、関係者が出席して、初競りを祝う式典が行われました。
このあと、子牛の競りが始まり、宮崎市と国富町、それに、綾町から出品されたおよそ330頭が次々と競り落とされました。
生産資材の高騰などの影響により、JA宮崎中央家畜市場での子牛の平均取引価格は、2017年に90万円の最高値を記録して以降、低迷が続いていて、去年は50万円以下に落ち込むこともありました。
こうした中、9日の初競りの平均取引価格は57万7119円と、去年の初競りと比べておよそ5万2000円高くなりました。
(JAみやざき宮崎中央地区本部繁殖牛部会青壮年部 小谷清吾会長)
「枝肉とか相場によって、そういった相場が上がってくれば、こっち(子牛の価格)も上がってくると思うので、皆さまに宮崎牛をいっぱい食べてもらって、『やっぱり宮崎牛は美味しいね』と言ってもらって、それで反映してもらえばいいかなと思ってます」
JA宮崎中央家畜市場での子牛の競りは10日も行われ、およそ360頭が出品されることになっています。
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