桐蔭学園が12対0とリードを広げ前半終了
自分たちの規律が乱れて、ペナルティーをきっかけに5点のリードを許した東海大大阪仰星。その後は、積極的にボールを動かしながらも、我慢強くゲームを進めていきます。しかし、桐蔭学園のプレッシャーの前に、攻撃の起点となるラインアウトが安定せず、なかなか有効な攻撃を仕掛けることができません。
前半終了間際の29分には、キックを使って打開を試みますが、この攻撃に対して、桐蔭学園が自陣から鮮やかなカウンターアタックを仕掛けます。東海大大阪仰星のパントキックをWTB草薙拓海選手ががっちりとキャッチすると、仰星のチェイシングが甘くなったスキをついて一気に反撃します。全員が素早く反応して左に展開すると、タッチライン際を逆サイドのWTB西本友哉選手が快走。巧みな連携で仰星ディフェンスを振り切って、最後はリターンパスを受けた西本選手が左隅にトライ。SO丹羽雄丸選手が難しい角度のゴールを決めた桐蔭学園が、ここぞというときのチーム力の高さをみせて12対0とリードをひろげて前半を折り返しました。














