「風上の後半はアタックしていこうと話をしていた」東海大大阪仰星が反撃開始

 それでも、2チャンスで挽回可能な得点差、青野主将が、「前半の点差は予想の範囲内だったので、風上の後半は思い切ってアタックしていこうとみんなで話をしていた」と語った東海大大阪仰星。後半に入ると勢いよく反撃します。

 キックオフから、仰星らしいテンポの早いパス回しで攻撃を仕掛けて、桐蔭学園陣内深くまで攻め込むと、後半4分、ペナルティーからの早い仕掛けでSO吉田琉生選手が中央にトライ。ゴールも決めて12対7と5点差に迫りました。

 さらに直後のキックオフ、自陣から思い切って仕掛けます。仰星らしいハンドリング技術の高さをみせて、桐蔭学園のディフェンスラインを破ると一気にハーフウエイラインを越えて、最後はインゴールにボールをけりこみます。インゴールでボールを押さえれば同点トライという場面でしたが、このボールがデッドボールラインを越えて惜しくも得点なりません。大きなチャンスを逃してしまいます。