住民主体のボランティアセンター「まちなじボラセン」
奥能登豪雨以降、9/28から開設しておりました町野町のボランティアセンター「まちなじボラセン」が、12/27をもって年内の活動を終了しました。民間の、しかも地元の有志団体「町野復興プロジェクト実行委員会」が立ち上げたボランティアセンターには、全国の個人の方々や県のボランティアバスなど、本当にたくさんのボランティアの方々が駆けつけてくださいました。
秋から冬にかけて、悪天候の中での活動、荒天や余震による中止もあるなかで、9/28~12/27までの間で、まちなじボラセンは81日間稼働し、3391名のボランティアのみなさまが参加してくださいました。

町野町でのボランティアは、まちなじボラセンのみにとどまらず、個人・または支援団体として各現場で個別にボランティアに参加してくださった方もいらっしゃいますので、のべ約5000人を超えるボランティアのみなさまが、町野町で活動してくださったことになるようです。
大規模な床上浸水で、町野小学校、東陽中学校などの公共施設はもちろんのこと、町野町のたくさんのみなさまが、駆けつけてくださったボランティアの方々に助けていだきました。ボランティアのみなさまのお力があってこその、今の復旧があります。
ボランティア運営を引き受けてくださいました町野復興プロジェクト実行委員会のみなさま、ご支援頂いた認定NPO法人カタリバのみなさまのおかげで、町野町の細かなニーズを吸い上げ、お心を寄せてくださりながらの復旧作業は、本当に心強かったとの声を、多数お伺いしております。
家屋の泥出しから、側溝や流雪溝の泥出し・清掃に至るまで、さまざまな作業を連日続けてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。

12/28には、町野復興プロジェクト実行委員会とボラセン運営にご支援いただいた認定NPO法人カタリバのみなさまで、まちなじボラセンの資器材の片付けが行われました。
ボランティアのみなさまの安全を考え、冬期期間の受入れを一旦停止とさせていただくことになりますが、災害復旧活動は、今後もまだまだ続きます。3月以降の活動につきましては、未定のため、後日のお知らせが予定されております。
復旧から復興に向かうには、引き続きたくさんのみなさまのお力添えが必要です。今後ともどうか能登にお心を寄せていただければと思います。