地震の影響で消雪装置が故障…住民からは不安の声

去年起きた能登半島地震の影響で、県内の国道や県道では68か所で消雪装置の故障が発生した高岡市伏木地区。
同地区の県道に設置されている消雪装置では、地震の影響とみられる配管の漏水が確認され、約280メートルの区間で今も復旧のめどが立っていません。
住民
「だいたい(けさ)7時ごろ、雪かきをしたが、もうあれだけ積もっとるわね。(消雪装置がないと)不便やね。車の出し入れが大変になってくる」
また、こちらの県道は幅6メートルほどで、脇には住宅や店舗が軒を連ねています。
周囲には雪を捨てる場所がなく、住民からは今後の降雪を不安視する声が聞かれました。
住民
「積もった雪をどけるところもない。我々ずっとその融雪(装置)の恩恵をずっと受けているので、たくさん降ったときどうなるのかなという心配はあります」