春闘に向け、県労働組合連合会などが長野市で賃金の引き上げなどを訴えました。

JR長野駅前では県労連の細尾俊彦議長のほか、闘争を行う組合の関係者およそ15人が集まり、春闘に向け声を上げました。

細尾議長は「賃上げの社会的な波をもっともっと大きくしていきたい」と呼びかけました。


その上で、細尾議長は物価高が続く中、価格転嫁の難しい中小企業では、十分な人件費を確保できていないと指摘。

物価上昇に対応できる賃上げが必要だとし、春闘では24年の目標を上回る月3万2000円と時給で200円の賃上げを目指したいと訴えました。