福岡県北九州市の人口が、60年ぶりに転入者が転出者を上回る「転入超過」となりました。

背景には北九州市が力を入れている企業誘致や創業支援などの効果がありそうです。

「反転攻勢ののろしが上がった」

北九州市 武内和久市長「60年ぶりの人口転入超過となりまして、北九州市の反転攻勢ののろしが上がった」

北九州市は2024年、転入者の数が転出者を上回り、492人の「転入超過」となりました。

1965年以降、転出者が転入者を上回る「転出超過」が日本で一番長く続いてきた北九州市。

「転入超過」となったのは60年ぶりです。

特に、若者と子育て世代が多く移り住んだことが要因です。

IT企業を中心とした企業誘致

北九州市 武内和久市長「やはり大きいのは雇用だと思います。やはり企業誘致過去最高の投資額。それから企業誘致188社10年間かかったIT企業が、46社去年1年でやってきたことは、非常に大きなアクセルが踏まれたというふうに考えています」

市長が転入超過の要因にあげたのが、IT企業を中心とした企業誘致が進んだことによる雇用の創出。