YouTubeの「自由の孤独」のフィールドがあれば、不自由を楽しめるようになる
井上:
中田さんはこの先、YouTubeを軸にやっていくか、それともオールドメディアのテレビなどにももう1回出るのでしょうか。
中田:
テレビやラジオの良さは、こうやって人に会えるし、スタッフと一緒に作れる。誰かと何か作りたいって気持ちを満たしたいから、それもやっていきたいんですよね。
YouTubeの「自由の孤独」に耐えきれませんでしたが、「自由の孤独」のフィールドがあれば、不自由を楽しめるようになる。何か駄目出しされても、カットされても、指示を受けても、今なら楽しめるんですよ。もうカンペを読みたいし、VTRも見たい。
YouTuberやテレビの世界でもう潮時だなと思ったら、私はもうしっかりとお茶をたてに行きますし、その後はもうお坊さんになろうと思ってるんで。私はね、話さえ聞いてくれれば、相手が誰でもいいので。
井上:
言い方が良くないなあ笑
中田:
私はなぜか人に話を聞いてもらうのがとっても嬉しいんです。
◇
「報道の日2024」でMCを務める中田さん。久しぶりのテレビ出演についてはこう話しました。
「アーカイブがこれだけ残ってるという、テレビにしかできないニュースとして伝えてきたものの厚み、これは単純に知的好奇心を満たします。それをエッジの効いた制作陣が攻めて、新しい解釈をしながら、皆さんに見せる…こんな攻めた番組、私はないと思います」