地元住民たちも苦慮「異様だなって思ってしまう」

 このエリアは路上で売春の客待ちをするいわゆる「立ちんぼ」が多く集まる場所として以前から知られているが、コロナ禍後は10代や20代の若い女性が急増しているという。

 地元住民らは定期的にパトロールを行ったり、対策会議を開いたりするなど長年にわたって街の環境改善に頭を悩ませている。
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 (地元住民)「変な雰囲気というか普通じゃない。異様だなって思ってしまうので、いい場所だな、訪れたいというものではないと思います」
 (地元住民)「地域の方々も大きな問題として家族でも話し合っているし、子育て中の親御さんも『あの道は通ったらあかんよ』って」
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 警察も取り締まりを強化している。今年10月には一斉摘発を行い、20代から30代の女5人を売春防止法違反の疑いで逮捕した。警察によると、この一帯で1年間で30人が客待ちの疑いで逮捕されている。

 しかし、摘発を受けても客待ちの女性は路上から一向にいなくならない。