人口減少に歯止めかからず

【住民が感じる被災地の課題】①人口減少

奥能登では元日の地震以降、人口減少に歯止めがかからない状況が続いています。

石川県のまとめによりますと、地震や豪雨で甚大な被害を受けた能登の6つの市と町では、1月1日から11月1日までの10か月間で人口が6297人減少。このうち輪島市では、1954年に市制が始まって以来、初めて人口が2万人を割り込みました。

転入や転出にともなう人口の動きを示す「社会動態」では、前の月から比較して輪島市で63人、珠洲市で53人、七尾市で30人それぞれ減少。長年住み慣れた故郷での生活を諦め、奥能登を離れる人が後を絶ちません。