学校司書 山下奈巳さん:
「今はゲームもありますし、サブスクもあって、いつでも好きなものに触れられるので、読書も余暇時間の選択肢の一つに入れないと、わざわざ時間を作って読まないとできないコンテンツだと思うんですよ。お祭り的な読書旬間で、楽しみながら、さらにいろんな本に親しんでほしいなと思って推進しています」


こうした取り組みもあって日頃から本を借りる児童が多いといいます。

学校司書 山下奈巳さん:
「予約という制度をとっておりまして、大規模校ですので、続き物はなかなか順番が回ってこないんで、予約が年間1000件を超えるんです」

先生や職員が手作りのポスターで、おススメの本を紹介するなど、学校全体で読書活動を盛り上げていることが評価され、今年度、県内で唯一「子供の読書活動優秀実践校」の文部科学大臣表彰を受けました。

山下さんは、面白い本だけでなく、困った時やつらい時に支えてくれる本もあり、図書館が子どもたちの居場所になればと話します。


学校司書 山下奈巳さん:
「子どもたちの読み物も絵本から読み物に、読み物から科学読み物ですとか情報系の方に行って発展していってほしい気持ちもありまして、こんな本があるんだっていう気づきの場所にしてもらえたらと思っています」