あなたの町が“モノ言う株主”になるかもしれません。JRの株を買うという自治体の選択、その狙いとは。

JR嵯峨野線が大混雑 知事も動く

全国屈指の観光地、京都・嵐山。紅葉も見頃を迎え、多くの人が行き交います。

スペインからの観光客
「20日間くらい日本を旅行していますが、一番混んでいる観光地です」

観光客の多くが利用しているのが電車です。京都駅行きのホームは人であふれかえっていました。実はJR嵯峨野線、1時間あたり5本から4本に減便していた時期もあり、インバウンドの殺到などで車内は大混雑。地元では大きな問題に発展しています。

混雑緩和のため、知事がJR西日本にダイヤ見直しを求める要望書を提出する事態に。

京都府・西脇隆俊知事
「我々の思いは十分に伝わったと思う」

そして「京都・嵯峨嵐山間」では今年のダイヤ改正で増便が実現したものの、「満額回答」ではありませんでした。