ヨルダン リーナ・アンナーブ駐日大使
「わたしの国では常に平和を呼びかけているので、多くのヨルダン人は興味深く学ぶと思います」


「日本のみなさんと一緒になって、お好み焼きをヨルダンに伝えることは、平和のメッセージを発信するもう1つの方法になると思っています」


ことし6月、市居さんはヨルダン大使館に招かれました。


いっちゃん 市居 馨さん
― (スマホの写真を見て)ヨルダン料理はけっこうシンプル?
「あのね、それが、全部、味が濃いんですよ」


― 濃いんですか、これ。
「すごく。ランチのご招待をいただいて、正式に食べに行ったら、すごく塩分濃度が高いものが出てきたので、これはどういうふうに進めていけばいいのかな。最悪、その上からお塩を少し振るとか…」


お好み焼きを、ヨルダンの人たちに長く愛される料理に…。ただ、さまざまな条件があります。


イスラム教徒が人口の97%を占めるため、豚も牛も食べることができません。そこで、鶏肉を使うことを決めています。

そばの代わりは、現地でもよく食べられているパスタを使いたいところですが…。


市居 馨さん
「これ、4分だったよな。だから8分。4分だから、逆に倍やっている」


― ふつうのそばよりも?
「そうです。ふつうのパスタにすると固いじゃないですか。食感もすごい。それをお好み焼き用にしようと思うと、倍ぐらい、湯がいてみる。うどんみたいにして食べるというイメージのほうが強いかな」

― どれくらい試作品を?
「もう何枚作ったんだろ…」