(キャスター)被災者にとってこれから過酷な季節を迎えますね。

(記者)3週間ほど前の先月中旬に取材して、最も寒い日の最高気温は鹿児島市より10度低い8度。午後5時には日が暮れていました。寒さや日照時間の短さは、復旧作業や被災者の生活に大きな影響を与えていると実感しました。

自宅が全壊して家族3人を亡くした60代の女性は、「1年経った今も現実を受け止められない。“想定外”は起きるもので、鹿児島の人たちも最悪の事態に備えてほしい」と話していたのが印象的でした。