
台風銀座ともいわれる枕崎。今年8月の台風10号では最大瞬間風速51.5mを観測しました。養殖場もビニールハウスなどが飛び、1万匹中500匹ほどが被害にあいました。
試行錯誤を重ねながらもサーモンとむきあった1年。今月下旬に、初めての出荷を控えています。
(今村将隆さん)「できただけほしい、という問い合わせがたくさんきた。ありがたい」
現在24の生けすがありますが、すでに供給が追いついておらず、将来的には、南薩地域を中心に200個ほどに増やす計画です。
事業の拡大では新たに70人ほどの雇用も生まれる見通しで、サーモンが枕崎の地域活性化につながればと期待しています。

(今村将隆さん)「枕崎はカツオの街なので、(サーモンが)新たに枕崎の目玉になるように、商品の開発や地方の雇用の創出で地方の活性化を目標にしている」
「陸上サーモン」が枕崎の新たな特産品として、地域をさらに盛り上げる日もそう遠くはないかもしれません。














