養殖で出た排水を利用した水耕栽培です。バクテリアがエサの残りや糞が混ざった排水を植物の栄養素に分解。栄養素を含んだ水で野菜を栽培し、残りの水を自然に戻します。

水を循環させる環境にも配慮したサーモンづくりですが、枕崎の地下水はサーモンにとっては温度がやや高めだといいます。

(今村将隆さん)「(サーモンの)適温が15度から20度くらいと言われていて、今ここで21度あるが、順調に育っている」

水温をカバーするために酸素濃度を調整することで、枕崎での養殖を可能にしました。

水温のほかにも、乗り越えなければならない枕崎ならではの強敵が…。