トイレの不安もスマホで解決

夜行バス乗車中に「急にお腹の調子が…休憩時間まで我慢できない」「話し声が気になって寝られない」といったことにも対応するサービスがあります。

WILLER EXPRESSの「おたすけDM」というサービスでは、乗客がスマホで「困りごと」を運行管理者に送信すると内容を確認し、乗務員に連絡、対応をしてくれるそうです。

深刻な乗務員不足 解消は?

一方で夜行バスには課題もあります。

バス比較ナビによりますと「乗務員不足で書き入れ時でも増便を出せないバス会社も多い。それが解消されればさらに利用者は増えるでしょう」ということです。

実際、WILLER EXPRESSではバス運転手の名称を「ハイウェイパイロット」に変更しました。名前を格好よくするだけではなく、「キツイ」「長時間労働」のイメージ一新を目指し、平均年収を今後600万円まで引き上げる計画だということです。

労働環境も改善することで、人材をしっかり確保したいという取り組みを行っています。