素朴なギモン『購入に年齢制限はあるの?』
宝くじ収益金の使いみちとしては、3分の1は公共事業など、販売元である都道府県や指定都市に納められ活用されます。ちなみに、法律で、当せん金の上限は「全体の5割以内」と決められています。宝くじを買う人がどんどん増えてきたからこそ、当せん金にあたる部分の金額が上がってきたと言えるでしょう。
なお、宝くじの当せん金の支払開始日から1年が過ぎて“紙切れ”となってしまった「時効当せん金」は、令和5年度(2023年度)で計100億円あったということです。この中には、4億円以上の当せん金が1本、1億円以上の当せん金が7本あったということです。こうした時効当せん金は、全国都道府県及び20指定都市に納められ、公共事業などにあてられるということです。
宝くじの素朴な疑問として、『当せん金に税金はかかるのか?』。これはよく出る話ですが、宝くじの当せん金に所得税はかかりません。ただ、人に贈与すると贈与税がかかります。また、『購入に年齢制限はあるのか?』。これは意外と知らない人が多いかもしれませんが、法律上の制限はありません。しかし、売り場でもネットでも“自主規制”で20歳以上となっています。子どもと親が一緒に売り場へ行って、親がお金を払い、子どもが選ぶのは大丈夫でしょう。しかし、子どもが自分で買うということには自主規制がかかります。基本的には20歳以上ということです。