お年玉の季節がやってきました。あなたが今、子どもにあげようとしているお年玉の中に、価値が何十倍にも膨れ上がる “レア紙幣” が隠れているかもしれません。過去にはたった1枚の1万円札が、330万円で落札されたことも──。実は、新紙幣が発行されたばかりの今が “レア紙幣” を見つける一番のチャンス!誰でも簡単、“レア紙幣” の見分け方をお伝えします。
1万円が330万円に “プレミア紙幣” とは
親戚の子どもにお年玉をあげたり、自分の子どもがお年玉をもらったり。はたまた年末年始の飲み会で会費を集めたり。何かと紙幣のやりとりが多いこの季節、とんでもない “お宝紙幣” があなたの元に舞い込んでくるかもしれません。
そもそもプレミア価値がつくような紙幣、いわゆる “プレミア紙幣” とはいったいどういうものなのでしょうか。
例えば、2022年11月に銀座のコイン専門店が主催したオークションでは、現在でも使用することのできる「聖徳太子の1万円札」(1958年発行開始)が、330万円(手数料等含めると384万4500円)で落札されました。

「でもそれって古い紙幣だから価値がついたんじゃないの?」と思ったそこのあなた。新しい紙幣も侮ってはいけません。
さすがに数百万円とまではいきませんが、直近の例ですと、2024年11月24日のYahoo!オークションにて、7月に発行されたばかりの新紙幣、渋沢栄一の1万円札が37万6000円で落札されているのが確認できます。

上記2枚の紙幣に共通しているのは、紙幣に記載されている番号=「記番号」がとても珍しいということ。こうした紙幣は “プレミア紙幣” と呼ばれ、額面よりも高額で取引されています。
この記番号、紙幣の左上と右下に刻まれており、一目で確認することができるので、ルールさえ覚えてしまえば誰でも簡単にプレミア紙幣を見分けることができます。

今回は、中古品買取業者「バイセル」に、プレミア紙幣を見分ける「ルール」と、実際見つけた場合は「いくら」で買い取ってもらえるのか聞いてきました。