全国でも高齢化が進む山口県。
出生数も2022年までの10年で3割減り、少子化も深刻です。
そうした地域に元気を取り戻そうと高校生が動き始めました。
柳井市の高校生たちがオリジナルスイーツ作りに挑みました。目指すのは地元の祭りでの販売。およそ半年にもわたる取り組みを取材しました。

11月23日に開かれた「柳井まつり」
秋の収穫に感謝して行われる柳井の秋の風物詩で、67回を数えます。
色鮮やかな花傘を持った人々が、鈴の音とともにまちを練り歩く、呼び物の「花傘おどり」などがあり、4万5千人が訪れました。
祭りの楽しみの1つは食べ歩き。屋台も多く並びます。

白壁の町並みの一角にある露店。実は、地元柳井商工高校の生徒らが出店しています。
「地元を盛り上げたい」という思いから出店しました。