山内若菜「未来への希望を」

山内若菜さん
「原爆や水爆を描いていても、テーマは『いのちの讃歌』。核のない未来へ進みたい」
「絵は、現在過去未来、たくさんの時空を超えて、過去の問題点も指摘しながら、未来への希望をここに掲げることができます。過去、現在、未来、それを全てを繋げてギュッと凝縮した形で、そして、私はこういうふうに描いたけれども、皆さん一人ひとりにいろんな違う物語を作ってほしいなと思っています」
「日本被団協」のノーベル平和賞受賞をきっかけに、核兵器をなくす運動の始まりを作った第五福竜丸のことを知る、伝える場が、東京にあることがあらためて思い起こされているでしょう。
山内若菜「ふたつの太陽―命を紡ぐちいさな生きものたち」は2025年1月19日まで。入場無料、原則月曜が休館です。
詳しくは、「都立第五福竜丸展示館」(03-3521-8494)のホームページなどを参照ください。
(TBSラジオ 崎山敏也)