大分市内の中学校で男子生徒が別の生徒に暴行している様子の動画がSNSで拡散された問題で、大分市教育委員会は9日午後4時から臨時記者会見を開き、「極めて重く受け止め、許されない行為で心のケア・指導を徹底する」と述べました。
会見は大分市教委の粟井教育長らが出席し、大分市立中学校における生徒間暴力事案にについて説明を行いました。
粟井教育長は冒頭、「関係者に対し深くお詫びします」と謝罪しました。

続いて、動画の概要について説明があり、「去年7月に授業の休憩中に廊下で別の生徒が教育用のタブレットで撮影し、自身のスマホに転送した」ということです。
SNSに拡散された経緯は調査中としています。
一方、学校周辺の公園で撮影された別の暴行動画について、「加害者は同一人物、被害者は違う生徒で、1件目と2件目は関係性がない」としています。周辺に映っていた人物は「同じ学校の生徒」と明らかにしました。
また、暴力行為はいじめなのか、喧嘩なのかという記者の質問に対し、「学校に確認したところ、ほかのトラブルは確認されていない。いじめかどうかはこれから精査していく」と述べました。
撮影者については、「校舎内の廊下、公園の動画は同じ生徒」だということです。
市教委は、9日に新たに投稿された動画も把握していて、確認作業を進めているとしています。
SNS上に拡散されている動画は8日に投稿されたもので、長さは約1分。校内の廊下とみられる場所で男子生徒が別の生徒に対し、一方的に殴る蹴るなどの暴行を加える様子が収められています。また相手が倒れたあとも、頭部を数回蹴る様子が映っていました。
学校側は9日、全校生徒に対し、今回の事案やいじめの有無についてアンケート調査を行ったほか、今後、臨床心理士を派遣して生徒のケアにあたることにしています。また、10日は学校で保護者説明会を開催する予定です。














