非金銭的な報酬

長崎出身で、東京の人材紹介会社に勤める松尾さんは、ワークデザインラボに所属し、東京で食のイベントを展開するなど長崎に人を呼び込むための方法を提案しています。

ワークデザインラボ・長崎エリアオフィサー 松尾文仁さん:
「長崎で自分が少しでも力になれることがあるんであれば、チャレンジしたい。よく『非金銭的な報酬』って形で言っているんですけど、お金じゃない価値を僕らもいただくことができるっていうところに面白味を感じているっていうところかなと思います」

コロナ禍を機に立ち上げた「副業の会社」

長崎市茂木町にある宿泊施設を運営する大島さんは、コロナ禍を機に始めたワーケーションの受け入れを通じて、ワークデザインラボと地域の課題を共有してきました。その活動の延長として今月、長崎と東京を繋ぐ拠点となる「ワークデザインラボ長崎」を立ち上げ、今後は地元のプレーヤーの育成にも力を入れる考えです。

ワークデザインラボ・長崎代表 大島徹也さん:
「地域の課題は一番やっぱ地域の人間が分かっていると思いますので、我々と一緒に共創することで、より実効性のある取り組みができるんじゃないかと。一人ひとりが自分らしい働き方ができるようになると、それが結果的に地域の魅力に繋がると思ってますので、それが出来てくると長崎がより魅力的な場所になるんじゃないかなと」