副業で地方創生?「ワークデザインラボ」
こうした中、東京に本社を置く「ワークデザインラボ」は、副業人材のみを集め、本業で得た知識や経験を地方創生などに活かす取り組みを11年前から行っています。

ワークデザインラボは複数の仕事を行うという意味で、「複」業と表現していて、おととし、長崎市と「複業人材を活用した地域活性化に伴う連携協定」を結びました。
メンバーおよそ230人のうち、10数人が長崎のために活動しています。何故、副業に注目したのか、その理由を聞きました。

ワークデザインラボ 伊藤俊徳パートナー:
「本業で、ある程度経済性を回しつつ、『社会的貢献を副業でやりたい』方が増えているのが背景だと思っています」
ワークデザインラボのメンバーの本業は、会社の人事部や企画部、医師、税理士などさまざまです。本業で培った知識や経験を、副業として地域の課題解決に役立てたいと各地で活動を続けています。

ワークデザインラボ 伊藤俊徳パートナー:
「会社で出来ることは会社でやればいいし、会社でできないけど個人でやりたいことは副業でやっていくという上手い組み合わせが大事かなと」