仕入れ先にも自ら足を運ぶ 社長「まずは関西で存在感が出るように」
さらに関西圏での仕入先を確保するため社長自ら取引先に足を運び開拓に努めてきました。訪れたのは、大阪の水産卸会社。
(二宮社長)「まずは1店舗からということでご無理申しまして、すみません。競合他社も警戒しているところかと思いますが、マグロやサーモンはうちの売りの商材ですので」
ただ、首都圏からの参入は関西を拠点とするスーパーからすると“黒船襲来”。地元重視の取引先には断られるケースもあったといいます。
(二宮社長)「関西新参者というのもあれば『関西スーパー』の一件もあったので、最初は様子見というところがありましたが、徐々にご理解をいただいている」
迎えたオープン当日。注目の高さから入場制限まで行われる混雑ぶり。関西向けに開発したイカ焼きやモダン焼きなど粉ものも店頭に並びました。
(田中本部長)「(Qお客さん手に取ってますね)想像以上に開店前から並んでいただいてすごい期待を感じているところです」
群雄割拠で熾烈さが増すスーパー激戦区・関西。価格にも味にも厳しいといわれる関西人に受け入れられるのか?ここからが正念場です。
(二宮社長)「まずは関西でしっかり存在感が出るように。(Q今後、関西で何店舗くらいにしたい?)特に上限を決めていませんのでどんどん出していきたいと思います」