今はもう見られない「16両編成」「真っ白な」700系 デビュー時の衝撃

この700系が「白一色」だとどうなるか。。。その初登場はあまりに衝撃的でした。

500系【画像④】を初めて見たときは「格好いい!未来!」の一言(二言?)だったのですが。。。

【画像④】デビューから27年経っても色あせないデザイン「500系」

700系を初めて見たときは、正直に言うと

((ノ∀≦。)ノプププ

でした。今回は、そんな新幹線700系デビュー前の試乗会、1999年2月8日の模様です。

さぁ、その700系がJR岡山駅に入線してきました【画像⑤】。

【画像⑤】何か不思議な形の新幹線がやってきたぞ(1999年2月)

今回は、当時RSKイブニングニュースのキャスターだった遠藤寛子アナウンサーのリポートです。その第一印象は?

(遠藤寛子アナウンサー)
「うわー、なんか格好いいというよりかは...いいですね。なんか先頭部分は『アヒル型』『カモノハシ型』という感じ。ユニークな形をしております」【画像⑥】

【画像⑥】遠藤寛子キャスターから思わず出た言葉「いいですね」

うん、やはり当時の共通認識は「格好いい」ではなく「かわいい」系という印象だったようです。

ただ、先頭車両を近づいてみてみると、意外に複雑な立体の形状をしていて、見る角度によって「先頭車両の顔」の表情が全く異なることが分かります【画像⑦】。

【画像⑦】下から覗いてみると...かなり複雑な流線形

よって700系あたりから、「子どもがお絵かきで描けなくなった」のではないでしょうか?大人でも「描け」と言われても描く自信がありません。

【画像⑧】子どものお絵描きではもはや描けぬデザイン

(遠藤寛子キャスター)
「これから私、これに乗り込みまして、新大阪まで行っていきたいと思います」

よく見ると、方向幕が「試運転」!めったと見られるものではありませんね、というか今はもうデジタル表示が主流です【画像⑨】。

【画像⑨】早々見られない「試運転」の方向幕