住宅に押し入る強盗事件が相次ぎ、「防犯」に関心が高まっています。こうした中、家の「防犯意識」が高くなれば、値段が安くなるというセキュリティサービスが登場しました。
積水ハウス 吉田裕明 常務執行役員
「自分の家を可視化することによって『防犯上大丈夫か』を確認する機能」
大手ハウスメーカーの積水ハウスや警備大手のALSOKなどがきょう発表したのは新たな防犯サービス。一体、どんなシステムなのでしょうか?
積水ハウス プラットフォームハウス推進部 藤岡一郎 室長
「ここ(スマホ)で閉めていただくことで『施錠しました』というメッセージが来る」
扉に取り付けられたセンサーが開け閉めをリアルタイムで感知。手元のスマホでカギの開け閉めを確認することができます。2階の窓にもセンサーが。外出中に不審な侵入を検知すると警告画面が表示されます。さらにAIがドアや窓の開け閉めのデータなどを収集。そこから住民の防犯意識を分析し、3段階でレベル判定してくれます。評価が上がるとお得な特典も。
積水ハウス プラットフォームハウス推進部 藤岡一郎 室長
「防犯をよくやっていただいているお客様については、少しインセンティブとして、安くこのサービスを提供しようと」
「ノーマル」では月額6160円のサービス利用料ですが、最も防犯意識が高いと判定されれば1100円安くなります。
積水ハウス プラットフォームハウス推進部 藤岡一郎 室長
「インパクトがないと人は行動に移さないので、インパクトとしては十分な仕掛けかと思います」
防犯意識が高いほど割安になるセキュリティサービス。来年2月から提供が始まります。
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