寝返りの回数を検証
実際どのくらい寝返りをしているのか、定点カメラ(タイムラプス撮影)で検証してみました。

特技はバク宙という、運動神経抜群の高柳光希アナウンサー(26)。
ベッドから肩が離れて戻ると寝返り1回と数え、7時間の睡眠で寝返りは4回でした。
目覚めた高柳アナウンサーはー
「7時間ぐらい寝ましたけど、あんまり熟睡できた気がしてないです。」
他にも番組スタッフが検証してみると、以下の結果に。
20代男性(普段から筋トレ・寝起きもいい)
⇒睡眠7時間 26回
20代女性(フルマラソンは4時間台)
⇒睡眠6時間 26回
30代男性(運動はまったくしない)
⇒睡眠7時間 18回
40代女性(どれだけ寝ても眠い)
⇒睡眠7時間 18回
50代男性(途中で何回か目が覚める)
⇒睡眠5時間 28回
快眠セラピスト 三橋美穂さん:
やはり高柳さんはちょっと少ないのが気になりましたね。ひょっとしたら寝具で寝返りが打ちにくいということも考えられます。
あと、50代で寝返りが多い方は途中で何度も目が覚めて体が動いている可能性があります。
寝返りは睡眠環境で変わる

三橋さんによると、寝返りのしやすい睡眠環境を整えることが大事。
おすすめは・・・
▼枕:肩幅+20cm
▼マットレス:硬すぎず柔らかすぎず
▼寝間着:ゆったりしていて伸縮性のあるもの
ゴムひもがきついものや、パーカーなどは避けましょう。
快眠セラピスト 三橋美穂氏:
気をつけていただきたいのが、ボリュームのあるモコモコパジャマです。
上に毛布などをかけていると摩擦が大きくなるので、寝返りを打つときにすごく力が必要なんですね。それで動きにくくなって逆に疲れが取れないということがあります。
お布団の中で軽く動けるようなパジャマを選ぶことが大事です。
寝返りの回数を増やすストレッチ

また、寝る前にストレッチを行い肩まわりや腰まわりを緩めることで寝返りがしやすくなります。
≪肩を回す体操≫
◆肩に指先を置いて、前後に10回ずつ肩を回す(目安:1~2セット)
≪腰ゆるゆる体操≫
◆仰向けになり両膝を立て、10回ずつ左右に倒す(目安:1セット)
(ひるおび 2024年11月19日放送より)
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<プロフィール>
三橋美穂さん
快眠セラピスト・睡眠環境プランナー
これまで1万人以上の眠りの悩みを解決