この「謎の新幹線」の正体は?

もう詳しい方はご存知とは思いますが、この新幹線の名は「955形」というそうです。JR東海が1995年にデビューさせた高速試験車両で、愛称は「300X」だったそうです。JR東海が開発した車両「300系」の次、という訳ですね、おそらく。

側面にもしっかりと「300X」と記されていました【画像⑤】。

【画像⑤】

そして前と後ろで異なる形状の先頭車両。まずは東京側が、丸いくさび型の「ラウンドウェッジタイプ」だそうです【画像⑥】。

ちなみに「ラウンドウェッジ」って何?Google先生に聞いてみても、ゴルフの「ウェッジ」の選び方に詳しくなるページが出て来るばかりで、語源は分かりませんでした。

【画像⑥】

そして「ねないこだれだ」状の先頭車両は博多側で、「カスプタイプ」というそうです。

「カスプ」とは、英語で「先端」「境目」を意味するらしく、物体の尖った部分を指すとのこと。。。「ラウンドウェッジ」の先頭車両に比べれば、確かに尖っているように見えます【画像⑦】。

【画像⑦】

そして角度を変えてよ~く見てみると、「あ、カモノハシっぽい!」【画像⑧】。そう、これこそが後の「700系新幹線」に繋がっていくんですね。

【画像⑧】

ちなみにですが、先ほどのでかすぎるパンタグラフカバー【画像⑨】。これは「ワイングラス型」と呼ばれていたそうです。どの辺がワイングラスなのか、どなたか教えてください。グラスの中でワインが波打っている感じ?

【画像⑨】