東北電力東通原発1号機で事故が発生したと想定した訓練が行なわれました。
原子力防災訓練は青森県が毎年実施していて、今回は東北電力東通原発1号機が事故で全面緊急事態になった想定で行われました。9日の訓練では住民に対しての交通規制が初めて行われ、原発から半径5キロ圏内の住民が円滑に避難するための経路を警察が確保しましたまた、2024年1月に発生した能登半島地震での教訓を踏まえ、地震による土砂崩れによって、孤立集落となった地区の住民が自衛隊のヘリコプターで、避難所へ移動する訓練などが行われ、宮下知事がその様子を視察しました。
※宮下宗一郎知事
「原子力災害というのは独特な部分がありますので、万が一に備えた準備をしておく必要性も改めて感じています」
青森県では、今回の訓練であがった課題を検証して、今後の避難計画などに活かしたいとしてます。