カンナビジオール=CBDという成分をご存じでしょうか。実は大麻草から抽出されたもので、チョコレートやハンドクリームなど、CBDを使った製品がいま若い人を中心に人気を集めています。一方、CBDは依存性がないとされていますが、取材を進めると課題も浮かび上がってきました。
■子どもさえも摂取可能 急拡大する大麻由来成分「CBD」

東京・渋谷区にある若者に人気のカフェ。

店員
「お待たせしました。こちらCBDコーヒーでございます。こちらで5ショット入れさせていただきます」
コーヒーに垂らされるこの液体、実は、大麻草から抽出される成分「CBD」のオイルです。

大麻由来であるものの違法ではありません。摂取すると、Chill=つまり、ゆったりとした状態になれると若者の間で流行していて、いま、CBDを提供する店が増えているのです。

客
「chillな感じでリラックスして楽しんでました」

客
「ゆったりした気持ちになったり、あとちょっと眠くなったりする時もあります」
大人だけでなく子どもがCBD製品を口にすることも法律では規制されていません。

--お子さんは?
客
「子供は(CBDの)チョコレートを」

--どうでしたか?
子ども
「うまかった」

さらにCBD製品は羽田空港でも扱われています。コーヒーなどに入れるCBDオイルのほか、ハンドクリームなど種類は多岐に渡ります。大麻由来のCBD、体に害はないのでしょうか。