理容・美容の両業界トップは

課題に直面する理容・美容の両業界。それぞれのトップに伺うと。

(大石)
「何でこれだけ減っている?」

(愛知県理容組合 坂野隆人 理事長)
「やはり後継者不足というのは一つ。理容業界は値上げするということに、すごく抵抗のある業種」

(大石)
「(美容院との)客単価の差が影響ある?」

(愛知県理容組合 坂野隆人 理事長)
「若い人も入って来なくなる一つの原因」

(愛知県美容組合 中尾博志 理事長)
「人手不足で営業が大変だというのが現実。美容師の数が10年~20年経つと半分ぐらいになる。美容師の年齢層が高いから、これからは引退される人が増えていきます」

そもそも戦後整備された法律で、理容師は容姿を「整える」。

一方、美容師は容姿を「美しくする」仕事と違う定義づけがされ、カミソリが扱えるか、カラーリングやまつ毛のエクステができるかなど、できる業務にも違いが残されてきました。