これからの年末、大掃除をするという人も注意が必要です。暮らしに身近なバッテリー、ごみを出すとき気をつけないと、火災の恐れがあります。

訪れたのは、愛知県北名古屋市のごみ処理施設「北名古屋工場」。名古屋市・北名古屋市・豊山町から出る可燃ごみや不燃ごみ、粗大ごみが集まります。可燃ごみは、一日最大660トンを処理できます。

(名古屋市環境局事業部作業課 富樫穣課長補佐)
Q.課題は?
「可燃ごみの中にモバイルバッテリーなど火災の原因になるものが混入してしまうのが課題」

この処理工場では、おととし6月に焼却前の可燃ごみを集めるピットで火災が発生し、ごみの搬入が約1時間止まる事態に。出火原因は、不燃ごみとして出された「リチウムイオン電池」とみられます。