台風21号は発達のピーク ”目がハッキリ” 台湾直撃後は九州へ

フィリピンの東の海上を進んでいる台風21号は発達のピークを迎えています。衛星画像を見ても中心付近の台風の目がハッキリしていて、発達した雨雲がぎっしりとまとまって円状になっています。

台風はかなり強い勢力のまま台湾を直撃した後は進路を東寄りへと大きく変えて東シナ海方面へと進み、九州の西の海上へと進む予想です。
台湾に上陸したあとは勢力が急激に衰えて温帯低気圧へと変わる予想のため気象庁の進路予想はここまでとなっていますが、海外予報モデルの結果などをみると台風から変わった温帯低気圧が本州付近を速度を上げながら東へと進む予想となっています。

本州付近では台風のような暴風はない見込みですが、元々は台風である温帯低気圧が大量の温かく湿った空気を持っています。11月2日から3日ころにかけては秋雨前線が西日本から東日本付近にのびますが、この前線上を台風から変わった温帯低気圧が東へと進んでいきます。