◇◇産業と観光、その流動性
「四国もですね、たくさん半導体のメーカーさん、大分にも立地していただいてます、住化さんとか富士紡さんというのは例で言うと、半導体の材料でありますとか、洗浄剤とかですね、そういうものを作っている。これ両県に同じ会社が立地をしておりますけど、そこの行き来がですね、非常に便利になることによりまして、この中九州横断道路から豊予海峡ルート、さらにそこから四国に入っていくこの一帯がですね、半導体のベルトになるようなそういう効果も期待されます。観光も同じでありまして、例えば、別府温泉を楽しんで、それからすぐまた道後温泉楽しむとか、そういうふうな交流が非常にやりやすくなる。今日も議論させていただきました、欧米の方々のですねインバウンドも増えてきてますけど、そういう方々がやはり例えば、どうしてもぐるっと高松回りで松山に来られる方が多いというふうにも聞いておりますけど、あの九州というのは非常に観光客増えてきてますから、そういうところから直接ですね愛媛にお伺いする方が増えてくるとかですね。そのようないろんな大きな効果が期待をされますし、そのような中で、日本地図全体を見渡したときですね、この豊予のところっていうのはミッシングリンクであるというのがですね、非常によくわかると思います」
◇◇高い費用対効果 投資の重要性

「こういうところを、B/C(=ビーバイシー・費用対効果)の高いところですね。そういうところに国として投資をしていくということが重要じゃないか。先ほど中村知事からですね、八幡浜と別府のあのルートがどんどんどんどん利用者が増えているという話がありました。そして同じようにですね、三崎と佐賀関の方もですね、どんどんどんどん増えて、これは物流が増えていくことに伴って、こちらは物流も多いです、もちろん観光客の方も多いですし、あのバイクのツーリングの方も多いです。どんどん増えております。船の数も増えてます。そういう中でですね、やはり14キロしか隔たれてないここをですね、繋ぐことによりまして、飛躍的に全体としてのですね、交流をですね促進する効果を高めていくことができるというふうに考えてます」