総理指名選挙で野田氏と対決?

近く特別国会で総理指名選挙が行われます。過半数獲得で総理大臣となりますが、過半数に達しない場合は上位2人で決選投票となります。今のところ、石破総理と立憲民主党の野田代表の決選投票が有力とみられています。

また、野党との連立はあるのでしょうか。
【議席数】
・与党 215議席(自民191議席・公明24議席)
→過半数の233議席まで18議席不足
・立憲 148議席
・維新 38議席
・国民 28議席
・共産 8議席
・れいわ 9議席
・参政 3議席
・社民 1議席
・保守 3議席
・無・他 12議席
このような状況で、総理指名選挙の行方も注目されています。
井上貴博キャスター:
敗戦の責任を取るとして小泉進次郎氏が選挙対策委員長を辞任しましたが、裏金問題で“非公認”となった候補者が代表を務める党支部へ2000万円を支給したという問題については、森山幹事長の責任もあると思います。
小泉氏は自民党執行部に残るよりも自由な身になった方が動きやすいのかなとも思います。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
小泉氏にはそのような計算もあるでしょう。
ただ、今キーパーソンの森山幹事長が辞めたら、「総理も一緒だろう」となるので、なかなかやめられない状況になっていると思います。
ホラン千秋キャスター:
これまで自民党が過半数を占めていたので、国民の思いがあっても「結局、自民党の理論だから…」と諦めの部分があったかもしれません。与党が過半数割れとなったことで、国民が政治を見るという面が面白くなるのかなと思います。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
今回、石破総理は自民党がこだわっていた政策活動費を「やめます」とはっきり言ったのは選挙での議論を受けてのことだと思います。
今まで、公明党も他の野党も「やめてほしい」という意見が圧倒的だったのに、自民党の中で維持するという意見が強く変えられなかったわけです。
今回の選挙で自民党が惨敗したので、今後は党派を超えて“良い政策は話し合いで進めていこう”ということが可能になるのではないでしょうか。
井上キャスター:
党派を超えてやるべきことを自民党だけでやってきました。2025年の参議院選挙も自民党は大きく負けてしまうかもしれない。しかし変わらなければいけません。新しい時代になるのではないでしょうか。
ハロルド・ジョージ・メイさん:
間違いなく、日本の一つのターニングポイントになると思います。もう自民、公明だけではなく、交渉・話し合いという新しいフェーズに移りそうですね。

















