「辺野古」抱える沖縄3区 接戦の末に島尻氏が制す

衆院では2回目の当選 島尻 安伊子氏

当 自民・前職 島尻安伊子さん(59)7万3226票
  立憲・前職 屋良朝博さん (62)7万1457票(比例復活)
  参政・新人 新城司さん  (46)1万2242票

約1800票差で敗れた立憲民主党の屋良さんは、比例・九州ブロックで復活当選しました。

野党分裂の本島南部と先島の沖縄4区 西銘氏が制す

7回目の当選 西銘 恒三郎さん

当 自民・前職 西銘恒三郎さん(59)6万1289票
  立憲・新人 金城徹さん  (71)4万7248票
  れ新・新人 山川仁さん  (50)2万 284票(比例復活)
  維新・新人 山川泰博さん (54)1万2482票

野党が候補者一本化できなかった沖縄4区では、自民党の西銘さんが時点の立憲・金城さんに大差で勝利しました。れいわ新選組から立候補した山川仁さんは比例で復活当選となりました。

このほか、比例九州ブロックで単独立候補していた公明党の金城泰邦さんは2回目の当選を決め、選挙区と比例代表を合わせて沖縄関係は9人が当選となりました。

県選挙管理委員会によりますと最終投票率は49.96%で、前回2021年を4.94ポイント下回りました。投票率が5割の大台を下回るのは、沖縄県が1970年に国政に参加して以降、衆議院選挙としては初めての事態となりました。(補欠選挙を除く)