自転車教室で推奨された“ケンケン乗り”
(自動車文化センター 谷田貝さん)
「足で蹴りながら、スピードをつけた上で乗った方が、乗りやすいですよね、という指導がなされていた」
主婦を対象に開かれていた自転車教室でも、この乗り方は推奨され、ケンケン乗りは、当時の女性たちを中心に広く浸透していったそうです。
(自動車文化センター 谷田貝さん)
「その当時は、ケンケン乗りをしている方が圧倒的に多かったと思いますね。(今の)70代の方は、サドルにまたがってペダルを踏むのが、逆に怖いと。50年近くそういう習慣で乗っていたので、やはり違う方法で乗るのは難しい」