近藤候補「暗い気持ちにさせちゃいけない」
近藤候補「東日本大震災の時は災害公営住宅の家賃はさらに半分でしていました。そのようにしてくださいとお願いしました。今私が国会に戻って、いの一番にやらないといけないことは石破総理にそのことを確認することです」

20日、内灘町の仮設住宅で訴えたのは立憲民主党の前職、近藤和也候補。今回の選挙戦、名前の入ったタスキをかけずに戦い抜くと決めました。被災者の心情への配慮、そして被災地・能登の窮状を全国に発信したいという思いからです。
近藤候補「全国の皆様にも能登を何とか助けてもらいたいと。選挙どころじゃないけど選挙になってしまっているんだという、この苦しい状況を皆さまにわかってもらいたい」
元日の地震による液状化の被害が色濃く残る内灘町。
近藤候補「どうもありがとうございます、住み心地はどうですか」
高齢女性「いいわいね、珠洲からきた。頑張ってください。何とか居れるようにお願いします」
復興の最中で衆議院選挙に踏み切った与党に対し、憤りを露わにしていた近藤候補。しかし、被災者からの指摘を受け選挙戦では笑顔を意識しているといいます。
近藤候補「私が厳しそうな悲しそうな顔をしていると『近藤さんはそういうの似合わない』『皆を元気にするためにも笑顔でいてね』と皆さまに言われるので。皆様を暗い気持ちにさせちゃいけないなと」
笑顔の中に闘志を秘めながら、悲願となる小選挙区での議席獲得をめざし駆け回ります。